自動車部品設計士がキャンピングカーに求める機能を6個ご紹介します

キャンピングカーアイデア

 自動車設計士がキャンピングカーに求める機能を6個ご紹介!!

こんにちは!
自作キャンピングカーを製作している純平と申します。

今回は私が自作キャンピングカーを製作する上でキャンピングカーに求める機能を6つ紹介していこうと思っています。

世間一般の人が必要な機能の紹介から、マニアックな機能まで紹介していくので是非最後までご覧になっていってください!

自分が作るキャンピングカーの前提条件

2トントラックの上にキャンプシェルとして作ります。
※キャンプシェルとは、トラックの荷台に居住空間を載せるキャンピングカーの形態です。
シェルの大きさは長さ5.4m、幅2m、高さは3.1mのものを製作しています。

(ちなみに一番でかいハイエースよりも大きいサイズとなっています。笑)⬇︎

目次

  1. 常設のベッド空間
  2. エアコンを設置
  3. 複数の電力元からなるバッテリーシステム
  4. 快適作業ができる書斎空間
  5. 開閉ができる自作天窓
  6. 室内にバイクを乗せる空間

1.常設のベッド空間

私が作っているキャンピングカーは住むことを前提としているので夜は快適に寝られることが必要でした。

また、寝る間の準備を極力減らすために常設タイプのベッドを置けるように設計しました。
使用するマットレスはニトリの「Nスリープ プレミアムP2-02CR」というマットレスです。

このマットレスは幅97cm、長さ197cm、厚さ30cmというだいぶ大きなものになります。

載せる部分は、運転席側のバンク部分を考えています。(赤四角で囲った部分)

身長167cmの私がベットの上であぐらをかいても頭がつかない天井高さに設計しており、仰向けになった時の圧迫感を極力減らしています。

2.エアコンを設置

室内空間を快適にするにはエアコンは欠かせません。
私が選定したエアコンは「ウインドウエアコン」というタイプのエアコンです。

引用元:https://images.app.goo.gl/f5VFnRsYE5NvkLBo7

家庭用エアコンでは室内に固定し風が出てくる室内機と室外機を設置する必要がありますが
私が取り付けようとしているのはそれが一体型になったものになります。

  メリット デメリット
室外機あり

・室内での運転音が小さい
・すぐ冷える、すぐ温まる(性能が高い)

・室外機の設置が必須のため場所を取る
・室外機なしに比べ重い
室外機なし ・室外機を必要としないため省スペース
・価格が普通のエアコンと比べて安い
・軽量(普通のエアコンと比べて)
・運転音が大きい
・消費電力が普通のエアコンと比べて大きい

私はスペース効率を優先したためウインドウエアコンを選びましたが
静かなものを求める方は普通のエアコンを搭載してもいいかもしれませんね。
また、キャンプシェルという小さな空間であるので冷暖房効率が普通のエアコンに劣っているとしても気になるレベルではないとも思うので、私的には最適解かなと思います。

3.複数の電力元からなるバッテリーシステム

自分が制作するキャンピングカーには3つの電力元でバッテリーに充電できるようにシステムを作ろうと思っています。

  • ソーラー発電による充電
  • 車の走行充電
  • 外部電源からの充電

これらの方法でバッテリーに充電をしようと考えています。
また、バッテリーの電圧は「12V」と「100V」の2系統を用意しようと思っています。
理由は車の電圧は12Vであり、家庭用の電化製品は100Vなので電気を効率よく使えるようにバッテリーシステムを構築する予定です。
システム設計できたらブログで説明しようと思います!

4.快適作業ができる書斎空間

キャンピングカーには立派な書斎を作ろうと思っています。
立派とはいっても、パソコン作業を快適に行う椅子と大画面のモニターとPC作業に適した高さの机を置ける空間を作ろうと企てています。

・モニターにはLGの34インチの大型モニターを設置します。

椅子にはエルゴヒューマンの椅子を置く予定です。
オフィスチェアでよく使われる椅子で、だいぶ大きな椅子となっています。
仕事環境は妥協したくないのでかなり道具もこだわりました!

5.開閉ができる自作天窓

キャンピングカーのバンク部分のところに開閉できる天窓を製作しようと思っています。
天窓には大きく3つの役割を持たせようと思っています。

  • 太陽の光を取り込んで明るい室内空間を作り出すこと
  • 屋根に出れるようにしてソーラーパネルの掃除を気軽にできること
  • 夜に綺麗な星空を眺めること

6.室内にバイクを載せる空間

私は車を拠点として生活をし、バイクは日常の移動手段として使用したり、景色の綺麗な道を走ったりするためにバイクを使おうと思っています。

バイクをキャンピングカー内に載せるためには載せるためのスペースであったり、積み下ろす道具も必要になってきます。

私が今考えている構想としては、「ウインチを使ってバイクの積み下ろしをする」です。笑
積み下ろしを具体的にどのように行うかやどのように固定するかは別の記事で紹介する予定です!

ウインチ(捲揚機[1]winch)は、回転ハンドルまたは原動機の回転力を歯車装置などで減速して回転させるドラムロープなどを巻き取って、ロープなどに張力を与える機構の総称である。物体の上げ・下ろし、運搬、引っ張り作業などに使用する機械である。巻き揚げ機とも呼ばれ、主に重量物の移動や保持に用いられる。 Wikipediaから引用

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は私がキャンピングカーの機能にこだわっている部分について解説していきました。
自作キャンピングカーを製作しようと考えている方の参考になれば幸いです。

現在キャンピングカーを製作中です。
製作しようと思った理由やキャンピングカーの設計の考え方を動画で話しているのでよかったら見てみてください。⬇︎

 

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