自動車部品を開発するエンジニアがキャンピングカーを製作します!
自動車設計者の純平と申します! キャンピングカー制作を始めました。
自作のキャンピングカーを作る上での作り方やノウハウをわかりやすく発信してきますので是非最後まで記事を読んでください!
同時にyoutubeでも作り方を公開しています!
youtubeチャンネル「純平のキャンピングカーVLOG」
youtubeではテンポよく解説していますが動画構成上カットしている部分もあり、まだまだ語りたい情報やノウハウがあるので、ブログではより詳細に書き記していこうと思っています。
動画は⬇︎をクリック
目次
1.自己紹介
愛知県生まれ愛知県育ちで自動車部品メーカーの設計・開発を本業としている人間です!(笑)
大学では機械工学を専攻し、大学3年生の頃にどんな仕事をしたいかと自己分析をした時、メカメカしい部品の開発をしたい!
という自分の心から湧き上がってくる感情に気づき、就活は自動車の完成車メーカーであったり自動車部品を供給するサプライヤーにエントリーシートを送りました。
合計10社程度受けて、唯一受かったのはまさかの第一希望の会社でした!
おそらく最終面接の時に想いが伝わったのだと思います(笑)
2.現在の仕事について
自動車部品の設計・開発業務をざっくり説明すると…
完成車メーカー(ト○タ、ホ○ダ、ニッ○ン)などからこんな製品を作って欲しいと話が来ます。
その要求の中には、このスペースの中にこの重さ、極寒の地域でも砂漠地域でも使える条件であること。などさまざまな要求があります。
その制約条件から適切な形状、最適な材質を考え設計するのが大まかな仕事の流れになります。
設計者は作り上げた図面をもとにものづくりをし、大量生産される車1台1台に搭載されるように準備を整えていきますが、私は設計者なので自分がものづくりするわけではないのです。
せっかくものづくりの会社に勤めているのだから、自分でもものづくりをしてみたいと思うようになりました。
そこでは私は自分で設計したものを自分で作離上げることでものづくりの楽しさや大変さを学んでみたいと思い、キャンピングカー制作にチャレンジしてみることにしました!
3.なぜキャンピングカーを作ろうと思ったか
ではなぜキャンピングカー作りをしようと思ったかについて話していこうと思います。
私は大学生4年生の頃に車で日本1周をしました。
鹿児島県の本土最南端 佐多岬
北海道の本土最北端 宗谷岬
自分一人での卒業旅行です。(笑)
期間は2ヶ月ちょっとかけて日本を回りましたが、自分にとって2ヶ月という期間は日本を回るのに短すぎました…
2ヶ月(約60日)で47都道府県回ろうとすると、1都道府県に1日ちょっとしか入れない計算になります。(時間の関係で行けなかった県があることは内緒です。笑)
日本1周中はで毎日行きたい観光地に行って観光し、休憩する暇もなく次の観光地に向けて車を走らせる永遠ループをしていました。
日本1周中は初めてみる景色、初めていく土地でもう本当に毎日が刺激的で充実した日々でした!!
ただ、時間の関係で行きたかった観光地に行けなかったり、たくさんの素敵な景色を満足いくまでみることができずに1日が終わっていくと「なんだかすごくもったいないな…」という気持ちにもなっていました。
なので日本1周中に「もう一度絶対日本1周してやろう!」という気持ちが芽生えました。
大学生の頃に芽生えたこの想いをまた実現しようと考えた時に
次はどうやって日本1周をしようと考えた時に選択肢としては3つありました。
・今乗っている車で日本1周する
・バイクを旅仕様に改造して日本1周する
・キャンピングカーを買って日本1周をする
上記3つの案を思い浮かんだ時に最有力の候補となったのが、「バイクを旅仕様に改造して日本1周をする」でした。(バイクで2週間以上ロングツーリングをしたこともあったため)
ただ、「次に日本1周するなら日本のいろんな地域をゆっくり満足するまで堪能したい!」
と考えた時に、1年以上日本を回るのにかかるだろうな…と思いました。
そうなると、雨風をしのげないバイクだけで1年以上生活するのは体力的にも精神的にも大変だろうという結論に至りました。
で頭に浮かんだのは
「キャンピングカーにバイクを積んで日本1周をすればいいのでは?」
というぶっ飛んだアイデアでした。(笑)
ただ、既製品のキャンピングカーではバイクを積める空間なんて用意されているはずもないのです。
だったら自分でバイクを積めるキャンピングカーを作るしかないじゃん!
ということでキャンピングカーを作ることを決意しました。
4.ベースとなる車体
製作を決意したとなると、どんなサイズ感のキャンピングカーを作るかを考えました。
自分がキャンピングカーに求める条件は下記のものでした。
・バイクを乗せれること
・ベッドは常に敷いておける空間があること(毎回折りたたんだりしない)
・書斎となる空間があること(パソコン作業が快適にできる空間)
・取り回しに困らないサイズ感であること
この条件をもとに自分が導き出した理想のキャンピングカーは………
2トントラックをベースとし、キャンプシェルという小屋の部分を積載物(荷物扱い)としたキャンピングカーでした!!
納車動画は⬇︎のリンクをクリック
積載物扱いで作ると、車体サイズよりもそれぞれ1.1倍車体からはみ出すことができるため、居住空間を大きくすることができます。
自分の設計したシェルのサイズは長さ5.4m、幅2m、高さは3.1mというサイズになりました。
正直にいうと取り回しという面では多少苦労しそうですが、居住空間を広くした方が生活していてストレスが少なそうと思い、生活空間の快適さを優先しました。
5.今後について
現在キャンピングカーを製作中です!
キャンピングカーの作り方、作る上でのコツ、使用した材料や設計の仕方などなど情報をどんどん発信していこうと思っています。
まだまだキャンプシェルの情報はネットでは少ないように思っています。
私のキャンピングカー作りを通して、キャンピングカーというものに興味を持ってもらえるととても嬉しいです!
今後もyoutube投稿、ブログで情報発信をしていくので、今後ともよろしくお願いします!!
YOUTUBEチャンネル「純平のキャンピングカーVLOG」