こんにちは!
自作キャンピングカーを作っている純平と申します。
このブログでは木造のキャンピングカーの0から自作するノウハウを包み隠さず書いていきます。
第1回目は床面、フレームの寸法設計について話していこうと思います。
YOUTUBEでも解説動画をアップしているのでそちらも参考にしてみてください。
フレームにする木材の種類
私が使った木材は2種類あります。
赤松とホワイトウッドになります。
2種類選定した理由は価格がほかの木材に比べて安い、ホームセンターでも入手が可能なところにあります。
私はDCMというホームセンターで木材を購入していました。
赤松は3985mmものがあったので、長い木材を使うときにはそちらを購入して、必要な長さにカットして使用しました。
もう一つはホワイトウッドになりますが、1920mmのものが売っていたのでこちらも同様に適切な長さに切って使いました。
価格的には赤松>ホワイトウッドなので、長い木材は赤松、短い木材はホワイトウッドと使い分けて使用しました。
設計思想について
木材を455×455mmを基本寸法としてそこに断熱材を入れていく設計としました。
(動画では453×453mmにして断熱材を押し込むと説明しましたが、実際にやってみると断熱材が縮まず押し込めなかったので455mmで作った方が良いです。)
木材は30×40mmのものを使用しました。断熱材は40mmの厚みのものを入れ込んで使用しています。
木材は縦と横に組み合わせて作りました。その際には「相欠き継ぎ」という方法を用いて木材同士を固定していきました。
※相欠き継ぎとは、木材の交差する部分を削って高さを揃える方法になります。
この方法を使って床面や壁、天井のフレームを作成していきます。
組み立てた木材は2×4(ツーバイフォー)工法というもので組み立てていきます。
※2×4工法は、木材を使った建築方法の一つで床面、壁面、天井面をそれぞれ固定していく方法になります。強度が高く、耐震性や断熱性に優れているため、住宅建築でよく使われ効率よく部材を作ることに適しています。
使う道具について
私が実際に買って使っている道具をご紹介します。
スライド丸のこ
相欠き継ぎをやり、木材を精度良く加工するのには必須の工具です。
丸のこでもできないことはないですが、精度と時短を考えると使用することをお勧めします。
メジャー
寸法を測るのに使います。
私は3.5mのものを使用しています。全長5m超えのキャンピングカーですが、3.5m以上測ることは今のところはありません。(笑)
差金
差金とは直角定規のことを指します。
私は300mmのものを買いましたが、もう少し長いものを買っても良かったかもしれないですね…
鉛筆2Bくらいものがくっきりかけてちょうどいいと思います。
ノミ
相欠き継ぎのために加工した面を平らにするために使いました。
4サイズが1セットになっているものを買いましたが、12mmのものだけでも十分でした。(笑)
クランプ
木材同士を固定したり、木材を机と固定したり大活躍します。
下のリンクのものは小さくて使いやすいですが、100mmを超える固定はできないのでいくつかのサイズを揃えておくことをお勧めします。
フレーム作成は下記リンクのものだけでも可能です。
木材の加工方法【相欠き継ぎ】について
相欠き継ぎとは、木材同士を接合する技法の一つで、互いに凹凸を作って組み合わせることで、強度を持たせる接合方法です。主に木造建築や家具作りに使われます。
私が採用した木材は厚さが40mmなので接合する部分を20mm削りました。
スライド丸のこで20mmの深さを加工していくんですが、スライド丸のこには深さ調整機能がありちょうど20mm削る高さにしてカットをしていきました。
20mmにしたあと切り欠きを入れる様に歯でどんどん切り込みを入れていきます。